患者さんが治療を嫌がる...こんなときどうする?

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入院患者さんの中には治療を嫌がるケースがあります。
病院側としては治療するために入院してもらっているので、
それを拒否されると対処が難しくなってしまいます。

そんな場合、どうすべきなのかは患者さんがどうして治療を嫌がっているのか、
その根本原因を探ることがポイントになります。
治療を嫌がる患者さんの中には認知症を発症している人の割合が高いため、
意志疎通が難しいケースもありますが治療を嫌がるということは、
治療に対する不安を抱えていると考えるのが正しいでしょう。

例えば、過去に抗がん剤治療を行って酷い副作用に苦しんだ経験があったり、
手術したことのある人などはその記憶が深層心理に残っているので、
認知症になったとしても治療を拒むケースがあります。

またどうして治療を嫌がるのかは、家族だからこそ知っていることもあります。
認知症だから丸め込んで治療すればいいという考え方は一番ダメな方法で、
患者の恐怖心を煽る結果となりかねません。
解決の糸口を探るためには、家族とのコミュニケーションを密にとって
そこから対策を練って行く方法を取るべきでしょう。

治療を嫌がるということは、絶対に何かあるはずです。
病気を治療すること以上に嫌なことと考えれば、ある程度の理由が絞り込めます。
患者さんが何を不安に思っているのか、その気持ちに寄り添って治療することも
医療重視者として大事なスキルではないでしょうか。